学校長メッセージ

Principal’s Message

経営・教育目的-伝統の継承と創造(アクションプランM’2020最終年度)

 
 
 創立以来の伝統を継承しながら、今日的な時代や環境を踏まえて作成された「アクションプランM’2020」の2018年からの3年間の教育の成果を検証しつつ、2025年までの5年間の計画立案を行い、創立100周年を成功裏に迎える準備を進めていきます。
 人口減少社会の中、安定した生徒数を確保しつつ持続的に成長する学園を目指すことを最大の目標とします。AIを初めとした科学技術の急速な進展の中で、時代が変わろうとも活躍できる人材を育てるためにコンピテンシー(社会で求められる資質能力)を常に検証していきますが、この資質能力を社会の人々にどのように還元していくかを重要視していきます。
 建学の精神「明るく・清く・凜々しく」を今日的に解釈し、クリエイティブ能力(創造性)、マネジメント能力(他者との協働・経営・管理)、ホスピタリティー能力(おもいやりの心)と置き換えましたが、この3つの能力を正しく発揮するために、物事を進めるための論理の出発点で大切な正しい情緒を育成するため、この情緒を育むための真の教養を身につけさせます。
 
 全日制は、オーストラリア・インドの学校とのフレンドシップ体験・カナダ・マレーシア海外修学旅行・最先端研究を見学する大学ツアー・部活動全国大会出場経験やその応援により得られる多くの一流の実体験と読書や基礎学力を身につけさせる日々の学習(正規授業・プレミアム課外・昭明義塾・自己探求課外)から得られる疑似体験を融合させ、バランスの取れた教養を身につけさせます。人としての立ち位置を確立させ、変化の激しい社会情勢の中でも大局的に物事を見るための判断力を醸成します。
 混迷している2020年度から始まる新たな大学入学者選抜への準備も継続してその対策を実施します。特進STコースは、難関大学合格のためにより特化した指導体制、特進Sコースは高校3年間のポートフォリオをより意識し、外部機関(民間企業・地元市役所等)との連携を強化して推薦入試やAO入試でも突破させる指導体制を確立します。特進Aコース選抜はスタディサプリを活用し、全員が3年次にセンター試験を受験する指導体制、特進Aコースは「高校生のための学びの基礎診断」受験に向けた基礎学力の醸成など、コースに応じたきめ細かい施策を確立し、進路決定率100%を目指します。  
 英語については4技能を身に付けさせ、大学入学共通テストの変革にも対応できるようにし、英語の新指導方法(多読等)を研究していきます。また、教員のICT活用能力向上や学校全体としてのclassiの積極的運営により、生徒のポートフォリオの蓄積や保護者への情報伝達を効率化し、総合的な教育力を向上させます。活用課題を解決する能力を有する人材を育成するため、設備面としてICT環境を研究します。GSコースの研究成果を纏めるとともに、理科の探究授業の研究を更に推進します。新学習指導要領に対応するためのカリキュラム作成のため「新カリキュラム制定委員会」を中心に、本校教育の骨格を取りまとめ、教職員にフィードバックしながら新たな時代に即したコース制カリキュラムを完成させます。引き続き、主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)、プログラミング教育、カリキュラムマネジメント等新学習指導要領のキー概念についての研修と検討を進めていきます。
 
 通信制は、狭域通信制ならではの特色ある教育並びに自主自立を重んじたスマイルサポーター制度の拡張育成を行いつつ、国際交流事業・新コース制定の研究等、本校通信制の特徴を更に伸ばすための施策を確立します。安定した生徒数を確保するため、新キャンパス設立に向けた検討を行います。多彩な能力を有する生徒一人一人が伸び伸びとその才能を開花できる教育システムを引き続き構築していきます。在校生や卒業生に誇りと自信を持たせるための施策として、不便さの中にある豊かな生活を体験させ、不確実な社会を生き抜く力を育成するとともに新しい発想(イノベーション)を生み出す人材を輩出するための事業計画を推進していきます。

―知― 

KNOWLEDGE

 情報社会と呼ばれる今日の社会において,知識は高度化し流動化しています。知識が急速に変化,発達する中にありながらも,常に新しい知識を求める向上心と,謙虚さの育成が重要となります。教職員も常に研鑽を怠らず,質の高い教育内容の提供に努めます。
 
In modern society - that which we call the “information society”, knowledge is fluid, in that it is ever more being accumulated and changing. In fact, whilst societal knowledge is increasing rapidly we need to appreciate that in our rush to acquire new knowledge we do not forget to foster our humility. Whilst the acquisition of knowledge is of paramount importance, we strive to provide an all-round high quality education.

―徳―

VIRTUE

 教育はただ知識の定着のためだけに行わるものではありません。他者と協力することの重要性を自覚させることも重要な役割です。協力して良い社会の形成に参加するためには,単に賢い「できる人」より,相手の痛みがわかる「できた人」の育成に取り組みます。
 
In seeking to develop our students for their entrance as adults into society, we strive to provide more than knowledge to the students. We aim to develop their sense of social responsibility and strengthen their awareness of the spirit of cooperation. In order to better contribute to society, our aim to develop students with a “can-do” attitude, as well as the ability to understand and empathize with the needs of those around them.

―体―

BODY

 インターネットやテレビゲームの普及に伴い,外遊びが減少し,バーチャルな世界に逃避する傾向が強まる中で,健やかな心身の育成が求められています。基本的な生活習慣の確立と,健全な身体の育成に取り組み,心身ともに健康な生徒の育成を実現していきます。
 
In a society in which it grows ever more easy to escape too the virtual world through the use of the Internet and video games, children are spending less than outdoors than in the past. As a consequence, their physical and mental well-being risks being compromised. Through the implementation of basic living habits and sporting programs, our aim is to promote both the mental and physical well-being of all students.

―心―

HEART

 多様化,複雑化する社会の中で,どんな条件にあっても前向きに,自分が出来得る最大の努力ができ,いつでも最高の結果を追い求める姿勢が不可欠です。言い訳や妥協をすることなく,何事も最後までやり遂げようとする態度を育成していきます。
 
In an increasingly complex society, a positive attitude and a maximum of effort under all conditions are necessary tools to pursuing and achieving one’s goals. At Meishu Gakuen Hitachi, our goal is to nurture a “can-do and will-do” attitude amongst our students in anything which they set out to accomplish.

挑戦と努力を重ねることで、それぞれの「夢」を叶えてほしい。

Through a combination of your efforts and acceptance of challenges, it is my hope that you can fulfill your dreams.
 

校長 矢野 正彦
Principal   Masahiko Yano